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活動紹介

自分が「面白い」と思うことを大切にし、「好き」にまっすぐ向き合い続けながら生きていきたい、と思っています。

そのためにも、それぞれの人が自身の「面白い」「好き」を大切にできるやさしい社会であればいいな、と考えています。

心理学の研究をすることで、ヒトの主観世界の解像度や説明可能性を高めることができ、それはそんなやさしい社会に繋がると信じています。

研究活動
論文になっている/しようとしている、学術的な研究活動

<「アニメにおける声」に関する研究>

  • 林 大輔 (2019). 声優のキャラクター演技音声を用いた音声知覚に関する実験研究 愛知淑徳大学論集−人間情報学部篇, 9, 49-62. [Link]

    • 声優さんが色々なキャラクターを演じた音声を使って
      「違った年齢・性別に聞こえるのか」「違って聞こえても”同じ”人であることが分かるのか」を調べた研

  • ​​林 大輔・大杉 尚之 (2021). アニメにおける声質に対する印象の調査:日常場面およびドラマとの比較, PsyArXiv Preprints. [Link]

    • 「アニメらしい声」がどのような声だと思われているのかについて調べた研究
      ​※査読前のプレプリント​

<視覚的な注意に関する研究>

  • Hayashi, D., Iwasawa, H., Osugi, T., & Murakami, I. (2019). Feature-based attentional selection affects the perceived duration of a stimulus having two superposed patterns. Vision Research, 156, 46-55. [Link]

    • ​見ている画面は同じでも
      能動的な注意の向け方によって刺激の
      持続時間に関する知覚が変化するのかについて調べた研究​

  • Hayashi, D., Sawa, T., Lavrenteva, S., & Murakami, I. (2019). Inhibition of return modulates the flash-lag effect. Journal of Vision, 19(5):6, 1-15. [Link]

    • ​自動的な注意の移動による影響が、知覚レベルの現象に影響するのかについて調べた研究​

<見えやすさ/見えにくさに関する研究>

  • Hayashi, D., & Murakami, I. (2015). Facilitation of contrast detection by flankers without perceived orientation. Journal of Vision, 15(15):15, 1-16. [Link]

    • ​”見えない”刺激によって、他の刺激が見えやすくなるのかについて調べた研究​

  • Hayashi, D., & Ohnishi, M. (2019). Influence of multiple types of proximity on the degree of visual crowding effects within a single gap detection task. i-Perception, 10(2), 1-11. [Link]

    • ​周辺に別の刺激があると、見たい刺激が見えにくくなる現象について調べた研究​

研究的活動
アウトプットは論文ではないが心理学の知見・経験を活かした活動

<情報系同人誌の執筆・頒布>

  • 知覚心理学と声の技術 vol.2.5 [Link]

    • 知覚心理学や音声に関する研究知見を紹介しつつ、アニメーションにおける声の技術に対する心理学的なアプローチの可能性について検討した同人

    • 2014年冬と2015年夏のコミックマーケットでそれぞれ頒布したvol.1とvol.2を多少の修正や再編集を行ってまとめたもの

<「好き」について考える

<社内外との協創/共創を通じた研究的活動>

  • 音によるにおいマスキングに関する実証実験 [Link]

    • ​企業協創/共創型コワーキングスペースであるpoint 0 marunouchiにおいて、社内他部署が主体となって行う実証実験に心理学の専門家として参画

    • 実際に使用されているオフィスの廊下スペースで「天井スピーカーから音楽を流すことで、においに気付きにくくなるか」を検証

    • 実験系の構築や質問紙の作成、データ解析などを実施

  • 同期を促しうる共体験が二者間の関係性に与える影響 [Link]

    • 協創/共創のためのコンソーシアムであるpoint 0の効率ワーキンググループにおいて、一見非効率な共体験を通じた”信頼”の形成に関する実験を社内外と協働して実施

    • 実験系の構築からデータ解析までを主体となって行った

    • ​効率ワーキンググループの活動の一環で、広報誌であるpoint 0 annual report 2021-2022にインタビューが掲載された(pp. 38-39)​

  • 多様な働き方をするオフィスワーカーのメンタルヘルス状況 [Link]

    • 協創/共創のためのコンソーシアムであるpoint 0の健康ワーキンググループにおいて、オンラインカウンセリング・コーチングの「cotree」を展開する株式会社cotreeと共同で、コーワキング施設を利用する男女82名を対象にメンタルヘルス状況についての実態調査を実施

    • 調査設計の議論に参加するとともに、調査結果の自由記述についてKH Coderを用いてテキスト計量分析を行い、​作成した共起ネットワークの図がプレスリリース内で使用された

教育的活動
心理学に関する知見を伝え、広く活用していく/してもらうための活動

<大学での教育活動>

  • 大学での講義経験

    • 大学教員として、心理学概論・認知心理学・知覚情報処理・心理実験演習・心理学購読などの講義を担当​

  • ​高校での模擬授業

    • ​大学の任期付助教だった1年間に、計5校を訪問して模擬授業を実施

    • 知覚心理学とは何か、なぜ心理学で「見る」を研究するのか、などを様々な錯視を体験してもらいながら説明

  • オープンキャンパスでの模擬授業​

    • 実際に作品を創る須藤信氏と共同で「デザインと視覚の世界〜目を引くイラストの作り方〜」と題して
      創る側と理解する側の双方の観点を盛り込んだ模擬授業を所属大学のオープンキャンパスで実施

  • ​公開講座での講義​

    • 「心理物理学:ヒトはどうやって見ているのか」と題した講演を実施

    • 地域の方々も参加可能な公開講座であり、その様子は大学の広報誌(p.18)で紹介された​

<企業に入社後の「心理学を広める/活用する」ための活動>

  • ​副業(個人業主)として、音響機器メーカーの心理学実験に関するアドバイザを受託

  • 自社内でも「心理学の知見・経験を企業活動の中で​幅広く活かす」ことを志向し
    勉強会や心理学に関する情報発信を実施

趣味的活動
心理学と直接関係はないが、「面白そう」にしたがってやってみた活動

  • ​アマチュア劇団での舞台活動

    • 劇団を立ち上げる友人に誘われて参加し、役者として舞台に立ちつつ、パンフレットやチケットの制作も(素人仕事ながら)担当

  • 日本ハンドボール協会に関する活動

    • 高校・大学とハンドボール部に所属し、その流れで協会の機関誌の編集に数年間携わる

    • 日本ハンドボール協会75周年記念誌の編集委員や機関誌専門委員を務め、東京国体の観戦記や政界産業界ハンドボール経験者の会(界友会)に関する報告記事などを執筆

学会発表などを含めた

詳細な業績リストはresearchmapをご覧ください

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